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本日は偉大な先輩に代わり新人のmu〜が書かせていただきます。
今日、国会では経済・金融問題に関する集中審議が行われ
山本幸三先生は質問者として
福田総理や福井日銀総裁、大田経済財政担当大臣などに対し
1時間にわたり質問を行いました。
主な質問の内容は以下の通りです。
○今回の世界同時株安の認識について
○財政・税制による対策について
○各国と協調して金利引き下げをしない理由について
○資産価格暴落と金融政策について
○景気見通し(展望)について
○次期日銀総裁の資質について
その様子はNHKで全国放送され
(http://www.shugiintv.go.jp/jp/index.cfmを開いた後、カレンダーの1月25日⇒予算委員会⇒山本幸三 の順にクリックすると放送を見ることができます。)
ピンクのネクタイではあるけれど、普段と比べ派手さを抑えた先生の姿を
事務所ではみんなで見守っていました。
そこで、今日のブログは、
個人的ではあるけれど特に印象に残った発言を紹介させて頂きたいと思います。
以下がその内容です。
「輸出が経済を牽引している日本経済において
主要な輸出先であるアメリカが不景気なら
中国やインドといった新興国への輸出に重点をおけばいいと考えるかもしれません。
しかし、中国・インドといえどアメリカに依存した経済であるため(最近の株価下落に表れている)
アメリカが不景気な現在、中国やインドを市場として期待し
景気は回復すると考えることは楽観的すぎる。」
というもの。
この考えを聞いたのは初めてであり、
とても分かりやすく、納得させられるとともに
改めて先生の明晰さに感心しました。