幸ちゃん教えて!〜大学生が国会議員山本幸三に迫る〜



第2回です!!


前回は、東京大学に在学していた頃の山本先生と、今話題になっているサブプライムローンについて先生の鋭い視点から貴重なお話を頂きました。





今回は先生の大蔵省時代のエピソード山本幸三とはです。



大学を卒業した後の大蔵省入省。

これから大学を卒業し、社会に出る私達にとってはとても興味深いお話でした。





★☆★☆大蔵省時代☆★☆★



Q、先生が自分の中で思う大蔵省での功績は?

A、1979年の第一回東京サミットですね。そのとき私が書いた大臣関係用の文書がなかなか名文で、通産省など他の省でも使用してくれたのが、裏方としてだが、とても嬉しかった。
また、サミットの準備会議に出席した時、日米間で結ばれた約束をドイツのシュミット首相とフランスのデスタン大統領が覆したのを見たとき、世界をリードする政治家の迫力とか力に驚きました。さらに、合意文書を作る際の首相の大平さん、官房長官の田中六助さんを裏から見ていて政治家の力量や政治家の決断の凄さを目の当たりにしました。こういったことから政治家になってやらなくてはいかんな、と思いましたね。







Q、他にも、大蔵省時代のエピソードはありますか?


A、ある会議の報告を局長と課長が総理にしなくてはならないとき、前日の晩に宴会があり、課長が飲みすぎてその会議に持って行かなくてはならない資料をもっていけないことを想定して当日係長に資料を持っていかせたら、案の定課長が寝坊をしたためそれが功を奏したことがあった。その時は、課長にとても感謝されたね。
そういった経験から役人時代に学んだことは、常に最悪の事態を考え、2つ3つの手を打っておくということだね。僕の事務所に来て勉強するということはそういったことを学んでほしいと思っている。







★☆★☆山本幸三とは☆★☆★




Q、もし政治家になられていなかったら何になっていたと思いますか?
A、政治家になっていなかったら投資ファンドかなんかで大金持ちになっていたかな(笑)







Q、学者とかは?
A、学者も好きですね。4年間教えたことがありますけど面白かったですね。でも学者は儲からないからな(笑)







Q、根本は経済や金融なのですね?

A、経済学を勉強してきたため、株の動きを予測すると大体は当たっている。だから僕のいうことを聞いていた人は損をしていないはずだよ。今回の夏の暴落も言っていたが実行した人は1人か2人だったかな。人間は欲というものがあるからなかなか言うことを聞かないんだよね。







Q、地元の福岡県11区の中で思い出の場所はございますか?

A、小さいころの思い出っていうのは、家を出てすぐに田んぼでしたね。春になるといっせいに蓮華が咲いてそこに寝転んで遊ぶとか、菜の花畑や麦畑もありました。ひばりを追いかけたりもしました。今はひばりの声はしないもんな。これが田舎の原点かな。
毎週日曜には山を登っていたため足腰が強くなった。







確かにフットサルでも強い足腰は健在ですよね(笑)

複雑な株の動きを見事に当てられる先生・・・・さすがです。






本日はありがとうございました。

「幸ちゃん、教えて!!〜大学生が国会議員山本幸三に迫る〜」企画委員会
代表 河合輝久
副代表 大江基方
ブログデザイン 尾家遥
ブログ作成 村田直也