幸ちゃん教えて!〜大学生が国会議員山本幸三に迫る〜
第7回です。


昨日の嵐で満開だった桜が散ってしまいました。

少し寂しさを感じるのは私だけでしょうか。



さて、今回は、今最も注目されている話題と行っても過言ではないアメリカ大統領選」についてお話をお聞きしました。


大国アメリカの政治の影響は、自国だけではなく、日本や他の国々にも大きな影響をもたらします。


そのアメリカの大統領を決める選挙、山本代議士はどういった考えを持って見ているのでしょうか。



アメリカ大統領選☆・*☆・*☆・*☆・*☆・*☆・*☆・*☆




Q 現在アメリカで行われている大統領選についてどう思いますか?



A なかなか難しいね。今の状況だと民主党ではオバマ候補が有利な方向にきていると思う。
ヒラリー候補の場合は本来民主党の組織(組合とか)の票で受かっている。
オバマは既存の組織がないから、個人、インターネットの人気が集まっている。それがものすごい勢いで集まっている。
そういう人達は、組織の上から言われたから票を入れたのではなく、自ら入れているから、そういった票は強いですよね。それがここまであるっていうことだから、自力であがると思う。その場合、共和党はマケインだから、マケインとオバマ一騎打ちになった時にどうでるか。1つはマケインとオバマの所で問題となるのは、イラク戦争に対してアメリカ人が全体としてどう考えているか。「はやくやめた方が良い」という空気が強ければオバマに行くだろうし、「イラクアメリカも安定させてうまくやってきた。やっぱりアメリカは強い」という感覚が支配すれば、経験のあるリーダーシップが必要だと考える人が多ければマケインに行くだろう。

Q 経済に関しては?



A ただその時に僕はアメリカの大統領選で1番大きな影響を与えるのは経済だと思う。今までの大統領選を見ていても、親父のブッシュが負けた時も第一次イラク戦争で、軍事的に大成功を収めていたのだけど、経済がダメになったからクリントンに負けちゃったのだよね。クリントンのときは、経済が絶好調の時だったから何をしても圧勝だったのだよね。2期目もね。そして今のブッシュになったんだけど、その時経済が少し弱くなってきた。今度は、夏から秋にかけてアメリカ経済がどうなるかなんだ。今の状況だと悪くなるとすると、あんまり急回復ということには行かないんじゃないじゃないかなと感じる。そうすると今アメリカはどんどん失業者が増えて、その人たちの不満は現政権に起きる。経済が夏から急回復すればマケインの可能性がある。それがうまくいかなければ、イラク戦争と経済に対する批判票がオバマに集まる。





Q、日本にとってはどちらがいいとかありますか?また先生個人は?



A 従来から日本にとっては共和党の方がいいんだよね。共和党の方が対日関係重視で、自由経済主義だし、一方中国に対しては厳しく対応するというのが大体共和党の立場ですからね。民主党の場合は親中国、そして経済の自由貿易というよりは管理貿易のところがあるから、日本にとってはあまり良くない。日本はかなり無視されてクリントン(ヒラリー)の方は中国ばっかり見ている。だから、今は日本の政治家もマケインにしろオバマにしろ、どっちが勝っても良いようなルートを今のうちから作っておかなければいけない。今度5月にアメリカにまた行きますけれど、オバマのスタッフと人脈を作りたいなと。マケインさんとはいくつかあるので。






なるほど。と、目がうろこになりました!!

以前代議士が「常に最悪の事態を考え、2つ3つの手を打っておく」と言ったように、いずれの候補がなってもいいように準備することが大事なんですね!!

最近のニュースだと、ヒラリー候補とオバマ候補の対立を、おもしろおかしく伝えていたり、どっちが勝つかな?というゲーム感覚で見ている人も多いように感じます。


これからの日本の将来を考えて、私達も真剣に見守っていかなくてはいけませんね。






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「幸ちゃん教えて!〜大学生が国会議員山本幸三に迫る〜」企画委員会





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ブログ作成    村田 直也