幸ちゃん教えて!
〜大学生が国会議員山本幸三に迫る〜

第15回です。


こんにちは。
上の写真は、バイオエタノール3%混合ガソリン(E3)を使用した政府公用車です。
これは環境省が実施している「エコ燃料実用化地域システム実施事業」の一環で、「E3」の普及を加速化するために政府が率先的にE3車を導入しようとするものです。

先日、山本代議士も環境対策の勉強会を開催しましたが、政府も着々と環境対策に取り組んでいることがうかがえます。
この「E3」に限らず国会周辺ではエコ車が多く見られます。



話は変わりまして。
6日に国家公務員制度改革基本法が成立しました。

この法案では今後5年間の改革方針がまとめられており、具体的な制度設計は今後に委ねられます。

キャリア制度が廃止されたことにより、ただでさえ優秀な人材が集まりにくくなっている官僚という仕事からさらに多くの学生が離れて行ってしまい、第14回で代議士がおっしゃっていた「国民的喪失」が懸念されているようです。


※ キャリア制度…国家公務員第1種試験合格者が各省庁の幹部候補となるもの。

今回は前回に続き「官僚」というテーマでお届けいたします。




★。・*★官僚とは★。・*★



Q.官僚について簡単に説明していただけませんか?
A.官僚というのは公僕だから、私的な利益ではなく、国家・国民のために働き、特に中央省庁で働く人間を官僚というんだな。





Q.代議士は大蔵省で官僚として活躍し、国会議員になられましたが、官僚出身の国会議員はあまり多くは無いそうです。その理由はどんなことだと思いますか。
A.昔は多かったのでしょうが、最近は国会議員になるためにはお金がとてもかかるため、親が国会議員だったり、資産家であるといった財政的なバックグラウンドがないとなかなかなるのは難しいよね。





Q.そのほかにも理由はありますか?
A.それから、特に現在の小選挙区では、地域で支持基盤が必要だから、中央で働いていた人が田舎に戻ってきたところで知名度が無いから厳しいよね。昔は中選挙区制で派閥のバックがあると、役人(官僚)でも複数の当選者のうちの一人になることは現在と比べ可能性は高かったけれど、現在は難しくなっているね。



小選挙区制…1選挙区につき当選者は1人。
 中選挙区制…1選挙区につき当選者は複数人(3人〜5人)。




国会議員になるためには3バン(看板、地盤、カバン)が必要と言われていますが、やはりそう簡単に就ける職業ではないようですね。
そんな代議士のもとでお手伝いさせていただいていることに心から感謝し、このブログを展開することで、皆様が少しでも代議士や政治に興味を持っていただけたらな、と思います。
次回は代議士が語る理想の官僚像や国会議員と官僚の関係をお届けしたいと思います。ご期待ください。





代議士へのご質問やご意見などございましたら、お気軽にコメント欄にお書き下さい。



いつもご覧頂き、本当にありがとうございます。



「幸ちゃん教えて!〜大学生が国会議員山本幸三に迫る〜」企画委員会



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