幸ちゃん教えて!
〜大学生が国会議員山本幸三に迫る〜

第16回です


ブログをご覧頂いている皆様、こんにちは。


現在、国家公務員制度の改革法案について話題になっている中、「官僚ついて」をテーマに3回に分けてお伝えしました。

前回や前々回の内容も踏まえ、今回は官僚時代を経験している代議士に、理想の官僚像や政治家と官僚の関係について質問させていただきました。






★。・*★官僚について★。・*★




Q.官僚の持つ官僚像と国会議員の持つ官僚像の違いはどういったところにありますか?

A.官僚時代は、自分たちこそが国家のために骨身を削って、一切の利害にとらわれずに一生懸命頑張っているんだ、という意識でいました。でも政治家から見ると、どうしても役人(官僚)は自分の役所の利害を中心に考え、自分の役所の権限を守るといった動きがあるように感じますね。



学生:新聞でもそういった事が批判されているのをよく目にしますが、官僚出身の山本代議士でもそういった事は感じるんですね!





Q.理想の官僚像はどういったものでしょうか?

A.理想の官僚は先ほど言ったような、省庁の利害に捕らわれずに国家、国民のために骨身を削って働く官僚だろうね。でも、官僚が省庁の利害に捕らわれず、ただ国家のために尽くすようなことは昇進とかいった問題もあるし難しいだろうね。



Q.どうすればそういった官僚が多くなると思いますか?

A.省庁の利害に捕らわれない良い官僚が出てきたときに組織の中でそういう人間を評価してやるということができるかどうか、が問題だよな。国家公務員制度の改革で、ある意味そういった方向を目指し、各省庁のためではなく日本という国家、日の丸のために働くという官僚を生み出すことを目指しているんだけれど、そのためにはそういった官僚を評価し、人事で処遇するという体制が内閣の中に出来ないといけないよな。それを内閣人事局でやれれば問題ないんだけれど、なかなか簡単じゃないよね。そこで、全体を見ている政治家がしっかりさせていかないといけないよね。




Q.それでは、国会議員と官僚との関係というのはどういったものであると思いますか?

A.国会議員がきちんとしたビジョンと方向性を示して官僚がそれぞれに応じた政策、行政をやってもらう。そして国会議員がそれをまたフィードバックしてチェックする。そういった緊張関係が重要だと思います。かつては官僚に目標を定めてもらわないと政治家が動けないといった感じがあったからな。それだと官僚に支配されてしまう。そうならないためには政治家はよっぽど勉強をしなくてはいけない。官僚以上に勉強しているという自負が必要だね。






今回の取材では、官僚を経験してきた代議士ならではの、官僚に対する考えを聞くことが出来ました。
国を動かす国会議員と官僚。批判を多く受ける職業ではありますが、日本がより良い国になるために大きな使命を全うして欲しいと思います。





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「幸ちゃん教えて!〜大学生が国会議員山本幸三に迫る〜」企画委員会




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