幸ちゃん教えて!
〜大学生が国会議員山本幸三に迫る〜

第39回です!


とうとう師走になりましたね。
振り返ると、1年って本当早いなぁ〜とつくづく感じます。

さて、今回はアメリカでの生活も長かった山本代議士に、当時のアメリカの様子や雰囲気などをお聞きしました。

国際化も進んでいる今日、留学も経験したことがある方や今後留学を考えている方も多いと思います。

我々学生部も興味深々なこの質問を代議士にお聞きしました!







☆。・*☆アメリカについて*・。☆





Q 代議士は何度か渡米したことがあるようですが、そのきかっけは何ですか?

A 初めてアメリカに行ったのは1968年の大学生の時だよ。2ヶ月間滞在した。当時の外務省の国際親善大使という公募企画を利用して、安く行くことができたんだ。





Q 当時のアメリカはどうでした?

A その時はデラウェア州のウィルミントンという豊かな街にいったんだけど、とにかくカルチャーショックを受けてしまったよ!なんでかっていうと…

・水とお湯がでる蛇口
・水洗トイレ
・庭にはたわわにみのったグレープフルーツ
・ステーキの分厚さ
(ぞうりみたいだった!)
・キャデラック(雲の上をすーっと走っているみたいなんだよ!)

これら全てが当時の日本にはまだなかったり、高級品だったりしたからね。豊かさにとにかくビックリしたよ!




Q 当時のアメリカ人はどういう印象でしたか?

A すごく寛大で、温かったですよ。国自体が余裕だった時だから、そのことが国民にもいきわたった感じがしたよ。






Q アメリカ生活にどのように慣れていきました?
A すぐには溶け込めなかった。だから、アメリカのような強い国とどう対応していけばいいか、って考え始めたんだ。日本人のいいところは勤勉で、誠実で、公平で、繊細な美的感覚を持っているところ。この精神的、文化的に優れているところを自信にしていこうと思いましたね。このような思いから強いリーダー像を思い描くようになり、僕がはっきりと政治家を志すきっかけの1つになったと思いますね。





Q アメリカではどのように楽しまれましたか?
A 初めてゴルフをしたり、キャンピングカーでキャンプをしにいったり、プールで泳ぎまくったり、週末はパーティーに出かけたりと絵に描いたような古きよきアメリカを楽しみました!






Q 何度かの渡米で感じたアメリカの変化ってありましたか?

A 初めて行った時は、国自体が安定していたからそれが国民にも浸透していた感じだった。当時、お世話になった家庭でも家族団らんが実際に目で確認することができたからね。
でも、コーネル大学時代はベトナム戦争に負けた時で、麻薬に手を染める国民も多く、国民も国も精神的に苦しんでいたんじゃないかなと思う。また、石油危機、ウォーターゲート事件で大統領の権威がガタ落ちしたり、貿易戦争で日本に敗れたりしていて非常に落ちんで、自信を失っていたアメリとそれにより国民もすさんでいた印象がありますね。
ハーバードへ客員研究員として渡米した時(1981年)にはアメリカは立ち直っていて、強いアメリカの片鱗がみえたね。当時は、ロシアというライバル国がいて、今日のアメリカの先駆けとなった時代であったと思うよ。
ブッシュ政権の時は、外国からアメリカに留学してきた人々を歓迎する余裕のないアメリを感じましたね。







最後にHP更新のお知らせです。
合わせてご覧下さい。
「昭和恐慌の教訓に学べ!」
http://www.yamamotokozo.com/report20081114.htm







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「幸ちゃん、教えて!!〜大学生が国会議員山本幸三に迫る〜」企画委員会
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