幸ちゃん、教えて!! 第59回 〜金融危機脱却のためには〜

幸ちゃん教えて!

〜大学生が国会議員山本幸三に迫る〜

第59回です!



ブログをご覧のみなさん、こんにちは。
豚インフルエンザの流行が心配されていますが、ゴールデンウィークは楽しめていますか?
残すところあと1日になりましたが、今日も楽しい日を過ごしたいですね。

さて、今回は代議士の専門分野のひとつ、金融について質問させていただきました。





☆。・*☆金融危機脱却のためには☆*・。☆








Q世界的に日本の法人税率は高いと言われていますが、どう思いますか?









A世界的に法人税軽減競争をやっていますし、国際的な流れを見ながら出来れば下げていったほうがいいですね。日本企業が国際競争力をつけるためにもね。
しかし税収全体の話になると、法人税を減らすと税収が減るから、消費税を上げなければならないね。今の時期は厳しいから、結局法人税の減税に関してもデフレを改善しなければならないですね。








Q外需に依存していた日本は今回の金融危機で影響を受けました。このように海外からの影響を少なくするため外需依存脱却が叫ばれていますが?









A2006年から2007年に日銀が金利の引き上げを急ぎ過ぎたため、内需を弱くしました。その弱まった部分を外需で埋めていました。しかし、今回の金融危機で両方だめになってしまいました。今後は、内需の改善が特に重要になってくるだろうね。








Q内需改善にはどんなことが必要なのでしょうか?









A内需の改善のポイントはデフレの改善です。消費者はまだ値段が下がり続けると予想すると買い控え、生産者も値段が下がり続けるなら利益が出にくいということで投資を控えます。このようなデフレ期待をひっくり返すことが大事ですね。











Qそれ以外に必要なことはありますか?










Aデフレ期待を無くした上で、成長性がある環境や福祉分野の産業を育てることが必要です。それらの産業を伸ばすことにより雇用も創出することが出来ます。








Q日本はこれから人口が少なくなり今の生活水準を保つためには結局外需に頼らざるをえなく、今後はどのように外国と付き合うかが大事になってくるのではないでしょうか?









Aそうですね。しかし人口は少なくなるのだけれども、一人当たりの所得が落ちなければいいわけで、個人個人の能力が十分に発揮出来る社会にすることが大事だね。また海外の人が欲しいと思うものを作らなければならないね。
しかし外需のGDPに占める割合は16%なんだね。やっぱり内需は大きい。だからこそさっき言ったように内需の改善が必要なんだ。














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「幸ちゃん、教えて!!〜大学生が国会議員山本幸三に迫る〜」企画委員会

メンバー  村田 直也   船津 崇   加藤 郁実