幸ちゃん教えて!
〜大学生が国会議員山本幸三に迫る〜

第35回です!



朝晩は冷え込みがつよい季節になりましたね!

街中でも首元に巻物をつける人が増えはじめるのをみるとだんだん寒くなってきているのが目に見えますね。

さて、先日、東京で妊婦をたらいまわした結果、妊婦が亡くなるという事件が起こってしまいました。

そこで今週と来週の2回にわたり、“日本の産婦人科” についてお送りします。





☆。・*☆日本の産婦人科☆*・。☆



1.全国で産婦人科医の数が不足しています。先日の東京都の事件を受けて、東京都知事医師不足の解消は国の仕事であると指摘していましたが、この点についてどうお考えですか?

A.石原都知事が指摘するように、医師の定員数を決めるのは確かに国の責任ですね。ただ、都道府県によって産婦人科医の数がかたよっているから、自治体が産婦人科医を魅力あるものとする工夫も必要だと思う。でも、そのためには、まず、国が対応策を打ち出す必要があるね。




2.具体的な対応策としては何かあるのですか?

A.去年から自民党が3つの争点からその対応策について議論をしているんだ。その3つの争点というのは

1.医療事故の捜査について
2.新生児に対する補償・保険
3.産婦人科医の数

1.については、これまでの医療事故ではその捜査は警察が中心だったんだよ。警察中心の捜査では、医療事故=医師のミスとして扱われやすくて、医師としては思い切った手術がおこなえない問題があったんだ。そこで、専門家による第3者機関を設置し、医療事故の捜査の中心はその機関にして、警察と連携をとってもらうという案が出ている。専門家による捜査であれば、これまで医療事故では不利な立場であった産婦人科医にとって公平になるんじゃないかな。

2.については、不幸にも脳性マヒなどを抱え産まれてきた乳児に対しては保険が適用されるような産婦人科補償・保険制度を設けようとしているんだ。

3.については、そもそも産婦人科医数の全体の数が少ないから増やさないといけない。そのために診療報酬を上げることを検討しているね。
これらの対応策は方向性が見えていて、制度作り、場合によっては立法となる動きがありますね。







HPに新しいレポートを掲載致しましたので、合わせてごらん下さい。
       ↓
「恐慌を止めるには日銀がカギ」
http://www.yamamotokozo.com/report20081029.htm




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