幸ちゃん教えて!
〜大学生が国会議員山本幸三に迫る〜

第40回です!


ブログをご覧の皆様こんにちは。

東京はいたるところでクリスマスソングが流れ、街がイルミネーションにつつまれる時期になりました。



さて、今回は、法務委員長について!をお送りします。

代議士が任命された法務委員長という役職。

とてもすごい役職なのは知っているけれど、具体的には何をする役職なの?という方も多いと思います。

それを今回代議士にじっくりお聞きしました。







☆。・*☆法務委員長について☆*・。☆




Q 法務委員長の仕事が始まりましたが、法務委員長に期待される役割はどういったものですか?

A 法務省所管の法案を通すことが一番の仕事となります。その際に意見の食い違いが生じるわけですが、スムーズに審議を尽くして結論を導き出すようにしたいですね。
少し詳しく言うと、委員長は審議を円滑にする進行役で、何を審議するかを決めるのは理事会なんだ。理事会では自民党の筆頭理事と野党の筆頭理事同士を中心に、いつ・何を審議するのかという予定のおおよそを相談し、委員長とも打ち合わせをしながら下話をして、最終的に理事会で正式決定という形になります。








Q 委員長としてどのような姿勢で仕事に取り組んでいこうとお考えですか?

A 少数派の意見を十分に尊重していきたいと思っています。中立・公正な委員会の運営を図りたいですね。









Q それでは、今までの仕事の内容と言うのはどういったものでしたか?

A まずは新しい大臣の所信表明をやり、次の議会でその所信表明に対する質疑をやりました。これは慣例です。その後、今回は国籍法というのが審議にかけられました。



国籍法の一部改正…未婚の日本人の父と外国人の母の間に生まれ、出生後に認知された子の日本国籍取得要件から婚姻を外す、といった内容のもの。




 




Q 国籍法の改正はどんな経過をたどったのですか?

A 国会の会期が今月の末までとなっていたのでそれまでにこの法律を成立させるということを考えると、衆議院ではあまり時間を取れなく、1日で採決することになりました。党内手続きが済んだ後で国籍法について慎重審議を求める声が盛り上がってきたのですが、委員会の運営の日程上の問題も重なり、慎重審議はできませんでした。党内手続きが済んだ後で慎重審議の声などが上がると審議を円滑に進めるのが役割である委員長としては、今回は与野党が合意しているので意見を尊重せざるを得ないよね。こういったことを今後の教訓にしたいですね。








Q それでは、そういった国籍法改正の反対運動の盛り上がりに対してはどんな対応が取られたのですか?

A そういった声に対応するために附帯決議*を今回つけまして、一番心配される偽装認知に対し、そういったことが無いようにしっかりとチェックするということの努力を附帯決議により盛り込むなどしました。


*国籍法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(要約)
・父子関係の科学的な確認方法を導入することの要否及び当否について検討すること
・虚偽の届出を行ったものに対する制裁が実効的なものとなるように努めること
・重国籍者の我が国における在り方について検討を行うこと
などを定めた。

詳細は、
http://www.shugiintv.go.jp/jp/index.cfmから11月18日の法務委員会の様子をご覧下さい。












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「幸ちゃん、教えて!!〜大学生が国会議員山本幸三に迫る〜」企画委員会

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副代表      大江 基方

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ブログ作成    村田 直也