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幸ちゃん教えて!
〜大学生が国会議員山本幸三に迫る〜
第42回です!
街のどこもかしこもイルミネーション、イルミネーション、イルミネーション・・・
街のどこもかしこもクリスマス・ソング、クリスマス・ソング、クリスマス・ソング・・・
楽しみな方もそうでない方もクリスマスですね〜
さて、最近派遣社員の契約打ち切りや正社員までもリストラされるなど、非常に経済の状
況は厳しいですね。
今回は最近の国内におけるリストラや倒産について聞きました。
☆。・*☆リストラや倒産☆*・。☆
Q 現在(12月24日時点)までで上場企業で33件の倒産が発生していますが、これは金融危機の影響なのか?それとも日本経済の実態の反映なのでしょうか?
A 両方ですね。まず日本経済の実態の反映としては日銀の政策の失敗にあるでしょう。日銀は量的緩和とゼロ金利の解除(2006年)が早すぎました。それにより、直後に国内の中小企業が落ち込み、さらにその1年後(2007年)には大手企業が落ち込み始めたことで日本経済全体が落ち込んだんだ。
そのような中で、サブプライム問題やリーマンショックといった金融危機の影響が拍車をかけたね。これらにより、株価が暴落し始めたり、日本の銀行が保有しているサブプライム証券など銀行が持っている資産の価値が下がってしまった。そうすると、銀行は保有している資本を維持しなければならないからお金の貸し出しを少なくする。貸し渋りにはいるんだな。このため、融資が得られなくなった企業は資金繰りに困り、倒産する企業もでてくることになったんだ。
Q 不動産会社の倒産が目立ちますが?
A サブプライムローンにより株価が暴落し、銀行が貸し渋りを始めました。不動産業界においてこのような事態になると、不動産を買う消費者が銀行からローンを借りることができなく、不動産を買わないよね。そうすると、不動産が売れないんだから銀行は不動産会社にお金を出してあげないんだね。
さらに、不動産の売り手の不動産をまとめて買ってくれていた投資ファンドも不動産が売れないとなると不動産の売り手にお金を投資しなくなるからますます不動産の売り手は資金繰りに困ってしまうよね。
こうなると黒字を出している不動産会社でも銀行や投資ファンドがお金を出してくれないから資金繰りに困り、結果として黒字倒産してしまうことになるんだよね。例えば、アーバンコーポレーションやモリモトなんかがそうだね。
Q 今後も続くのでしょうか?
A 株価が反転しないしなければ今後も続くでしょうね。
Q 大企業ソニーまでもが16000人ものリストラを行う予定ですが、この傾向についてはど
う思いますか?
A 景気が悪くなると企業が防衛に入るのはやむをえないことなんだ。バブル崩壊後、雇用を保持し続けたことにより生じた悪影響から学んで、今回は早期リストラ計画を立てたのは妥当ではないでしょうか。ただ、やはり雇用者の生活を考えれば雇用だけは確保して賃金については変えないということにしておく必要はあるね。政府としてもこれをカバーするための経済対策を打ち出さないとね。
Q 最近の内定取り消しについてはどう思いますか?
A 大変問題だと思う。せっかく夢をもって社会に出ようとした若者にとってはゆゆしきことですよね。企業に対しては反省と内定を取り消した人へ再就職するまでの支援をする対策が求められますね。ただ、このようなことをするためには景気全体がよくならないといけませんね。
最後にお知らせです。
「幸ちゃん、教えて!!」は来週お休みさせて頂きます。よって今年は今週が最後となります。
次回の更新は1月7日です。
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それでは、良いお年を!!
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「幸ちゃん、教えて!!〜大学生が国会議員山本幸三に迫る〜」企画委員会
代表 河合 輝久
副代表 大江 基方
ブログデザイン 尾家 遥
ブログ作成 村田 直也