幸ちゃん教えて!
〜大学生が国会議員山本幸三に迫る〜

第53回です!


こんにちは!花粉がぶんぶん飛んでますね〜


さて以前、世界的な保護主義について代議士に質問し、世界貿易の縮小を防ぐためにも反対するべきとの答えが返ってきました。


今週はそのブログに頂いたコメントの内容を代議士に質問してみました。







☆。・*保護主義について*・。☆






Q 日本は先進国の中でも高い関税率や多くの関税品目を保っているようですが、日本が保護主義に対して反対を強めればそれらの見直しを迫られるかミニマムアクセスをあげられるような動きにはならないのですか。



A まず、日本は高い関税率や多くの関税品目を保っているということはありません。確かに米などの農産物、革製品には高い関税がかけられています。しかし、あらゆる産業製品についてはほとんど関税をかけていません。したがって、現実は逆で、自由貿易にちかく、自由貿易主義を徹底している国なのです。
ミニマム・アクセスは輸入品に対して、高い関税をかけ、事実上輸入ができないような事態に対して、最低限の輸入量を設けていることをいいますが(※)、最近米を輸出する国であるタイやフィリピンなどはバイオエタノールに回してしまい、食糧危機のため、最低限輸入される米が確保されていないという問題があります。このような問題はWTOの交渉の場で決められていくため、今後のWTOの方針の中でミニマム・アクセスという話題が取り上げられることでしょう。



※…ただし、輸入量が義務付けられているわけではない








Q またこの不況の最中、各地方自治体が地元の産業・雇用を守る為に、公共の設備の際に地元企業の商品を購入する動きが、活発化しているようですがこれらも保護主義の一端と思われるのですが、どう思われていますか。


A 保護主義は外部から入ってくる製品に対し、税金や量について制限を設けることをいいます。しかし、他の地域の製品に対して税金や量について制限を設けているわけではないし、またそのように制度化されてもいないのです。従って、指摘されているような“各地方自治体が地元の産業・雇用を守る為に、公共の設備の際に地元企業の商品を購入する動き”が保護主義とは違うのではないかと感じます。
例えば、ある製品について地域比較をした時に、同品質で同価格であればできれば地元の製品を購入したいですよね。









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「幸ちゃん、教えて!!〜大学生が国会議員山本幸三に迫る〜」企画委員会

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